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ピエロ恐怖症,醜形恐怖症,対人恐怖症,秩序恐怖症,接触恐怖症,視線恐怖症,換気扇恐怖症,男性恐怖症,先端恐怖症,閉所恐怖症,高所恐怖症,会食恐怖症,広場恐怖症, 脇見恐怖症,電話恐怖症,幸せ恐怖症,人間恐怖症,暗所恐怖症・・・恐怖症はこの他、多種にわたります。とても一口では語れません。大事なのは『恐怖症の克服をあきらめないこと』この一点に尽きます。

 

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人生最大の後悔



こんにちは!


私が人生で一番辛かった出来事を

お伝えしておこうと思います。


私が大学4年生のときのことです。
私は文科系のサークル、具体的には
鉄道研究会(略して鉄研)に所属していました。



今でこそ鉄道ブーム鉄女やママ鉄などと

女性にも認知されてきていますが、
当時は
男だけのものと思われていました。



ところが私が所属していた4年間で

最後の年に一人の女性が入部してきました。



そのときの騒ぎといったらありません。

それもそのはずで、女っ気のないオタク
鉄道研究会に可憐な一輪の花が咲いたのです。



あっという間に「鉄研」のアイドルになり

何人もが彼女のことを好きになりました。



みんな彼女いない暦の長い奴らでしたので、

ここぞとばかりにアタックするものの、肝心の
彼女が誰のことが好きかわからないままでした。



私は就職活動もあるし、幹事長でもあり

女性と話すのも苦手だったので、
俺なんか眼中にないだろうと考えていました。



そうこうしているうちに一年が過ぎ、いよいよ

卒業という時期に全員で旅行に出かけました。



鉄研らしく最後は南の端まで鈍行で行こうと

青春18キップを使って鹿児島を目指しました。



さすがに女性に何日も夜行電車に乗せるわけにも

いかず、行きは福岡、帰りは大阪で合流として
3年生以下何人かをボディーガードにつけました。



ただ本人の希望もあり最後は大垣から東京まで

「ムーンライトながら」という夜行列車で
全員で帰京することになりました。



無事最南端にも到達し、いよいよ帰路の

大垣駅で最後の電車に乗り込みました。



夜行電車ですから大騒ぎできないものの

酒飲んで宴会状態で深夜まで過ごしました。



2週間の長旅でしたので途中一人二人と

みんな寝てしまったのですが、
その彼女だけはずっと起きていました。



私もようやく終わったという開放感もあり

最後くらいはかわいい後輩と話してもいいだろう
と隣に座り二人で楽しく話し込んでいました。



すると途中から何故かその彼女が泣き出しました。

結構酔っ払っていたので泣き上戸だったのかな
と思いながら「大丈夫?」と声をかけると



「私、00先輩のことが好きなんです」


なんといきなり告白されました。
生まれてこの方、女性に告白されたことがなく
まさかこの自分がと一瞬耳を疑いました。


どうしようかとオロオロしているところへ


「なんだ幹事長、○○ちゃん泣かしたのか。
    最後に何やったんだ」



と次期幹事長が割って入ってきました。

結局その後バラバラとみんな起きてきて
元の宴会になってしまいました。



東京駅について解散したあと私もボーとして

一体さっきのはなんだったんだろうと
思いながらも彼女の涙が目に焼き付いていました。



もやもやした気持ちが残ったまま卒業式を迎え

その晩は後輩も集まり最後の宴会となりました。



さすがに彼女と二人で話すこともなく

宴会は過ぎたのですが、偶然トイレに
行ったときに一瞬その彼女と二人になりました。


「明日二人で会えないかな」



思い切って声をかけたところOKの

返事をもらい翌日会うことになりました。


そして運命の日がやってきました。



私は勇気を出して告白するつもりでしたが

前日から何を話したらいいのか考えて
ドキドキして一睡も出来ませんでした。



そしていざ当日近くの公園で会い、

ベンチに並んで座ったものの、
彼女の顔を直視できませんでした。



私は真っ赤な顔してうなだれたまま

時間だけが過ぎていきました。



サークルのときはみんなもいるし

自分も幹事長の役目柄今まで何度となく
普通に話は出来ていました。



しかし、一度、恋愛感情が芽生えてしまうと

急に上がり症が顔を出してきて
声を出そうとしても出なくなっていました。



頭の中ではいろんなことを考え彼女と

妄想の中では会話で来ているのですが
現実は心臓がドキドキして言葉が出ません。



彼女のほうも私の言葉をずっと待っていた

様子でしたが、そのうち真っ暗になり


「そろそろお別れですね」


それが彼女と話した最後の言葉になりました。



結局私の思いを伝えるどころかろくに

話すことも出来ず、逆に嫌われてしまった
と落ち込んだまま卒業してしまったのです。



卒業後は地元に戻り働き始めたので

鉄研のメンバーとも会うことなく、彼女の
その後もわからぬまま数年が過ぎていきました。



ある年同じ代の一人が結婚するというので

結婚式で久しぶりにメンバー数名と会いました。



そのとき彼女の話題になり、短大生だった

2年目はなかなか参加できず、卒業後すぐに
お見合いで結婚してしまったそうです。



確かお父さんは自営業で一人っ子と

言っていたのでもしかすると跡継ぎのために
すぐに結婚させられたのかなあと思いました。



そう思ったとたんキュンと胸が痛みました。

もしかしたらあれは本当の気持ちだったのか
俺は彼女の気持ちに応えられなかったのか。



短大に入り初めて広い世の中を自分の足で歩き

目を輝かせていた彼女と最後の日に落胆して帰る
彼女のうしろ姿を思い出し涙があふれてきました。



なぜ「好きだ」とたった一言が言えなかったのか。

せめて「ありがとう」だけでも伝えられなかったのか。
今でも後悔の念をぬぐえません。



そして、自分の思いを伝えられなかったことで

自分だけではなく相手の人生にも暗い影を
落としてしまったことにようやく気づいたのです。



それ以降私は何としても自分の上がり症

克服するんだと心に誓い、投薬や治療など
あらゆる方法を積極的に行いました。



そして苦労の末大滝先生に出会い、ついに

上がり症対人恐怖症を克服できたのです。



今までいろいろお伝えしてきましたが

もしも自分のことだけだったならば、
自分が苦しめばいいそれだけのことです。



私が経験したことは自分のせいで

他人を傷つけてしまったかもしれない
ということで一生後悔が続くことです。



私自身はこの経験があったので今度こそは

病気と立ち向かい克服しよう、そう思えたので
今では悲しくもいい思い出です。



しかし、彼女が今どう思っているかは

知る由もありません。

何とか幸せで
いてくれればいい、
そう願うのみです。




どうか、あなたは私と同じような

経験をすることなく1日でも早く
病気を克服してほしいと思います。



自分のせいで誰かの人生を狂わせてしまった、

その様な経験こそ一生心の傷として残ります。



今まで恐怖症で悩んでいたり、治療の成果が

出ていない方は、私と同じ轍を踏まないよう
大滝先生のトレーニングをお勧めいたします。



あなたのこれからのご活躍を

祈念しておりますよ・・・


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『脱!!恐怖症プログラム』
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